業界ごとに、一般では使われない「業界用語」が存在します。

例えば、タクシー業界で「上」といったら高速道路、

その反対に、一般道は「地べた」といった具合です。

物流業界にも、普通の人にはピンとこない業界用語があります。

先日も、お客様と商談している最中にこんなやり取りがありました。

私「商品はメーカーさんから直接こちらに送ってもらえないですかね?」

客「分かりました。確認してみますね。」

私「そうすれば、余計なヨコモチ掛からないですしね。」

客「ん?いまのヨコモチってなんですか??」

普段、できるだけ業界用語を使わないよう心掛けていたのですが、

この日はうっかり使ってしまいました。

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荷物を運ぶ際、特別の事情がない限り、最短距離で荷物を運ぶのが当然ですが、

・各メーカーから集まった商品を1つの箱に詰合せる(=物流加工)

・営業所や配送センターに寄り、小分けして小型トラックが配送する

などの寄り道工程を「横持ち」といいます。

このように、商品を流通させる上で必要不可欠な「横持ち」もありますが、

往々にして、「横持ち」というコトバは、

「目的や計画性に乏しく、無駄に荷物を移動をしている作業」

といった使われ方をすることの方が多いようです。

 

我々の仕事は、メーカーさんとエンドユーザーさんの間に存在します。

つまり、何らかの形でどうしても「横持ち」が発生してしまいます。

その「横持ち」を「無駄」とするのも「付加価値」とするのも

全て我々次第なのです。